幼馴染シリーズ:第4話「依存という名の距離」

かすみ部屋
ほぼ毎日のように部屋へやってくる彼女。
一緒にテレビを観て、他愛もない会話をして──けれど、いつしかその日常には、“触れられる時間”が当たり前のように混ざり込んでいた。
「なあ、○○。
うちが来んくなったら、寂しいんちゃう?」そう尋ねる彼女の手は、今日も自然に僕の金玉を撫でていた。
気まぐれな愛情、そして興味本位の“実験”。
片方だけに強い圧をかけたら、もう片方はどうなるのか──。
やめてほしいのに、拒めない。
気持ちよさと痛みの狭間で、彼女にすべてを握られていく。
曖昧で、支配的で、どこか優しい。
そんな彼女との、甘くて残酷な関係の記録。