幼馴染シリーズ:最終話 第5話「それでも、また会いたくなる」

かすみ部屋
春休みの終わり、彼女は静かに告げた。
「今日で、最後にしとくわ。
……うち、彼氏できたんよ」毎日のように訪れて、笑って、触れて、弄んで──金玉を“うちのモノ”と呼び、片方だけに圧をかけては、反応を楽しむ日々。
気づけば僕の身体も、心も、彼女に馴染んでしまっていた。
最後の確認と称して、そっと撫でられた金玉は、確かに歪んで、柔らかくなっていた。
そして彼女は、もう来ない。
優しさと狂気が混じった、実験的な支配関係の結末。
それでも僕は──また会いたいと思ってしまっていた。