サロゲート_077_トークンバンク社編09
そせいらんぞー 旧大戦後、大陸はボルシア、イーゼン、カリウスという三つのセクトに分かれた。各セクトは大陸から離れた場所にある島の土地を巡り、感覚共有で遠隔操作できる戦闘代理身体「サロゲート」を用いて戦争を続けていた。
それは島を戦場にすることで大陸の平和が保たれていることも意味していた。
イーゼン軍はI地区への攻撃作戦を計画する。
これが自社への圧力と感じたトークンバンク社と子会社のTBM社は、イーゼン軍を牽制する為にTBM社が設計したQuitEarlyを民間・親ボルシア派に販売する。
そんな折、V地区に所属不明機が接近してきた。
その正体は民間販売されたQuitEarlyだった……。