遊び駒
しらさよ とある漫画投稿サイトで連載していた将棋まんがです。最初の頃は、週に一本のペースで更新していましたが、案の定、途切れ途切れになって一ヶ月に一本とか一年も描かなかったりとか、さっぱり統制のとれないガタガタマンガになってしまって、そのうちサイト自体が過疎化し閉鎖になりました。
なんか自責の念に駆られたりしたのですが、発表の場を失ったのが寂しいというのがあって、これからどこに行こうかと、そればっかり考えて未だに世に出さず、コツコツ描き進めてはいる状態です。
とりあえず、これまでの連載作を50ページくらいの単行本として出してゆこうと画策してます。
そのサイトでは、『遊び駒』を楽しみにして来られている方もいらっしゃって、彼らには悪いことしたなという申し訳ない気持ちもあって、なんとかこういう形で、また目にしてもらえればいいのではと思うとります。
『遊び駒』を描き始めたのは、ひとつの実験のつもりでした。
マンガ業界には、作品が一人歩きするというのがあって、作者の意図を介さず物語が独自に展開してひとつの生き物のように育ってゆくものだというのです。
web漫画で連載して作品の成長を見てみようという腹づもりでしたが締め切りとか原稿料がないと描きませんね、やっぱ。
それでも沸々と湧き上がってくるものがあるので、このシリーズは描き続けるつもりです。
絵も荒かったり丁寧だったりと間が空いてる感がありありですが読んで何かしら感じ取れるものがあれば幸いです。