霊感女子02―呪われた鏡に写る放尿美女―神代玲花(かみしろれいか)の事例

四葉弘彦
結界が破れた。
某県・某村――××山の麓にあるこの村では、ある鏡が祀られている。
時代は定かではないが、合戦の折、戦に敗れた者たちが落ち延び、この地に隠れ住んだという。
彼らの中には、若き姫もいた。
姫が携えていたのは、澄んだ水面を思わせる鏡。
いつしか、その鏡は人の欲望を写すという噂(うわさ)が広がっていった…姫が亡くなった後、鏡は村の外れの叢祠(ほこら)に祀られた。
村では、代々この鏡に誰も触れぬよう、結界を張って守り続けてきた。
――その日、調査には姪の神代玲花も同行することになった。
まだ若い彼女が同行するのは不安だった。
私が呼ばれたということは、これは、たんなる神事の話ではない。
霊能にかかわるはなしだからだ。
好奇心旺盛な彼女を止めることが私にはできなかった。
霊感の強い女性がその鏡を覗くと――彼女のジーンズが突如として脱がされた。
やはりこの鏡にはなにかがある。