続・カサナリあい

あきうす
人気アイドルグループ「LuminousPetals」の<おしとやか担当>・紗耶香。
その内側には、あの日の握手で匂いに囚われ、そっと「同居」を始めた理系大学生・碧がいる。
舞台の汗とラベンダーの甘さ、息を合わせるリハーサル、衣装室に残る微かなフローラル。
重なる香りが感覚の回路をひらき、恋愛禁止の札はさらに静かに剥がれ落ちていく。
——水色のシフォンをまとい、フローラルムスクの余韻をまとう、<純粋担当>の後輩メンバー・陽菜乃。
重なりあう香りが合図となり、三人の関係は「友愛」から「越境」そして「侵入」へと淫らに傾いていく。
アイドル×百合×匂い×ふたなり。
禁断でありながら瑞々しく、背徳でありながら清澄。
嗅覚を軸に心と身体の輪郭がほどけ、やがて陥る淫靡な交わりへ——。
切なくも濃密に「変容の愛」を描いた、耽美と幻想の物語。
本作は「背徳耽美譚シリーズ」第二作です。
前作(『カサナリあい』)とあわせてお楽しみください。
※本作には成人向け表現(ふたなり要素を含む)や、肉体融合した男性の表現が登場します。
苦手な方はご留意ください。
※本文約31,000文字、A5版・縦書きPDFとして作成しています。
※表紙画像(1枚)、本文とプロットの校正・補筆等に一部生成AIを使用しています。
※同タイトルで装丁の異なるKindle書籍があります。
重複購入にご注意ください。