星降る夜の、憂いごと

sugar coat:
古書館で先生と『銀河鉄道の夜』を読むウイ。
“誰かのために生きること”という言葉に触れてから、ウイの中には、うまく言葉にできない違和感と熱が残っていた。
やさしくて正しい先生の考え方。
それでもウイは、不安や寂しさを理由に、先生を想いながら自分の身体を慰めてしまう。
問いをきっかけに縮まった距離は、やがて触れ合わずにはいられないところまで近づいていき、いつしか、それだけでは済まない夜へと変わっていく。