大学生の色々な恋愛が詰まった話

裏森
【作品紹介】自分たちだけを信じ、自分たちだけの世界で純愛を貫こうとする者たちがいる。
隔離された鉄壁で盤石な関係を築き、あえて形を確定させずとも、純粋に相手を想う気持ちだけで「阿吽の呼吸」のように寄り添い合う者たちがいる。
恋愛の形は、人それぞれだ。
しかし、人間もまた動物であり、抗いがたい本能を抱えている。
己の欲望を満たすためだけに、その聖域を奪おうとする者たち。
彼らが牙を剥き、食い荒らしにかかってくる力は、想像よりもずっと厄介で、残酷だ。
牙が剥かれたその瞬間、美しかった純愛は、あまりにも不利な戦いを強いられる。
そこにあるのは、執拗な侵食と、ひたすら崩されまいと守り続けるだけの防衛戦。
薄汚い本能の渦に飲み込まれてしまうのか。
それとも、信じ抜く力でその荒波を跳ね返せるのか。
100ページにわたり綴られるのは、各々の恋愛観が激突する、決定的な場面の数々。
これは、愛という名の「誇り」と、本能という名の「飢え」が交差する、濃密な群像劇。

※表紙含め、イラストのみAIを利用しています。