キミといっしょにできること2

ハイカラ喫茶
オレの手をしっかりと握って、姉さん”相田理恵”が早足でいつもの学園へ通う道を歩いていく。
(本人は隠してるつもりなのだが)かなりのブラコンで周囲にも知られてる姉と自分との、いつもの光景だ。
そして、放課後……。
まったく誰もいないと思いこんでいた校舎の裏で偶然にも姉が知らない男に告白されているのを目撃してまう。
しかも…別の好きな人がいて、その告白を断っている様子を…。
その日の夜…姉に心にひっかかっていることを口にした「姉さんって好きな人いる?」姉さんの顔が優しく微笑みながらオレを見つめていた。
「……ねぇ?わたしの気持ち、そんなに気になる?」いつもとは違う二人っきりの生活が始まろうとしているのだ。