ですさいず

チェーンリアクション
中途半端に都会で、中途半端に田舎の町に暮らす主人公の元に、死神マルが現れる。
しかしマルは間違って死因や死ぬ時刻をポロリと主人公に告げてしまう。
実は死因やそれに関わる内容を当人が知った場合、「死ぬ運命」から外れてしまう。
すなわち「死ななくなってしまう」のだ。
こうして死ななくてすんだ主人公だが、同時に降格され修行のやり直しをすることになったマルのフォローをしなければならない立場に据えられてしまう。
仕方なく、同居生活を始める主人公とマル。
闇に紛れて魂の刈り入れ……をしなくちゃいけないハズのマルだが、何を血迷ったか、主人公の学校に転入。
「郷にいらば郷に従え。
人間社会にとけ込むためには必要なことなのです」学校までも巻き込んで、マルの暴走は続く。