マイペットナガト

MOONGODDESS
俺は、浅雛さんを無理矢理ひどい目にあわせた。
誰が事情を動かしているかもしれない。
画面に映っていたロゴが回るのが前触れであることを知ったときには、俺は終わりの無い螺旋階段の真っ只中に、放り込まれていた。
ただ回りに流されることしかできず、ただ無力な自分を引きずって歩くことしかできず、結局は大事な人をひとり、またひとりと壊していくだけ。
誰かに頼るしかないのは、俺が並の、いや、なにもかもが諦め半分のダメ人間だからだろう。
だから、俺は、おまえだけが、長戸だけが頼りだというのに。
なのに、俺のことを処理と称して、俺のことを手篭めにしてどうする長戸。
何もかもにおいて何も出来ない俺は、おまえの言うとおりにするしかないじゃないか……「長戸由紀らしさ」を追求しながら、それ相応のエロを突き詰めたテキストに仕上げました。
次第にアブノーマルに目覚めて壊れていくチョンと由紀の溺れをご堪能ください。
※メガネの有無:選択可