「色情女神」

六道勝一
夏のある日の午後、むし暑い部屋のかたすみでエロネットを見ながら自慰に熱中している大学生。
チャイムが鳴ってドアをあけるとそこに小首をかしげて可憐に微笑む女性が立っていた。
「あの、わたくし学生生活援助会の牧田純子と申しますが…学生さんでいらっしゃいます?」そこから始まる白日夢のような体験が柔道五段、ムキムキマッチョの童貞、猪熊秀夫を腰がたたぬほど翻弄することに。
「猪熊くん、まだ迷っちゃってるの?それともなにか心配なのかしら?どうってことないよ、キミのオナニーを純子が手伝ってあげるだけなんだから。
どうせなら女の子とそーゆーことしたいでしょ、ね、しようよ、純子とエッチしよ」彼女の妖艶な吐息まじりの言葉を聞くたびに握られているモノがビクンと反応してしまう。
「気持ちいいこと…ぜんぶ…してあげるから…ね!」