潮騒
さくらぢま ■こみパ詠美本商業漫画家となった詠美。かつて、最大手同人作家とうたわれた彼女は、しかし商業と言う巨大な壁の前に戸惑う。
描きたいものと、求められるものの違い。
周囲からの期待。
やがてそれはプレッシャーとなり、『描きたい想い』は『描かなければならない苦痛』へと姿を変えた。
逃げ出す詠美。
あても無く電車を乗り継ぎ、降り立った先は潮騒響く小さな無人駅だった。
6月。
夏の前、少しユウウツなこの季節に、少女は何を想い、何を感じるのか?さくらぢまが贈る、ちょっぴり切なく、甘酸っぱい青春ストーリー。
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