鈴が歌う、未来の音色―

SupplementTime
誰の為に歌うのだろう。
ただ、歌うことだけを考え、求めてきた。
けれど、その先に待っていたのは残酷なまでの現実。
彼は、それでも音楽を求め、彼女は歌うことを選ぶ。
――心に響くメロディ。
そのために。
季節は流れ、冬から夏へと――歌いつづける少女と、その隣にいる彼の、その後の物語。
ファインダーに収めたい想いがある。