リラと御主人様

猫屋
『契約』の続編になりますが、このお話だけでも解るように書きました。
リラを雇う屋敷の主は、人の血を吸うモノ。
主専属の使用人として働くはずのリラは、一日中主の傍にいいる。
だが雇われた日に吸血されたリラの身体は、意思とは無関係に主を求め続けていた。