妖し怪しの物語-娘の悲運の章-
猫屋 一夜の宿にと行き着いた民宿の若女将は関西訛の和服姿。一人旅での人恋しさに話を乞えば、語られ始めた怪奇な話。
分岐点で3つの話を好きな順番で読んでいただけます。
【座敷童子】育てられぬと産み落とした直後に命を絶った子が母恋しさに現れる……【夢見のあと】娘を溺愛しすぎた父親の愛は、いつしか男の欲へとなっていた。
心身ともに傷付いた娘は首を吊るのだが……【欲の果て】豪商の一人娘に婿になりたいと言う願う文は絶えない。
豪華な贈り物を持ってきた婿と選んだ男は……実際に見聞きした話を時代劇風に脚色。
今回は三人の『娘』の悲劇を描いてみました。
音声は一部のみになります。