ミルク色の夏休み
コドモは読んじゃダメ! 高校生の夏休み、プールに通う僕には、密かな楽しみがあった。それは、プールサイドで乳飲み子に母乳を与える多恵さんの姿を、盗み見る事だ。
だが、僕が授乳の際、魅惑的な大人の胸を盗み見ている事に、多恵さんは気付いていた。
「いつも覗き見してたよね、私が娘におっぱいあげてるとこ」いきなり声をかけられ、狼狽する僕に、多恵さんは意外な誘いの言葉を口にする。
「だったら、飲んでみる?私のミルク」そして、多恵さん相手に、大人の階段を上り始めた僕には、恋人の様に仲が良い姉がいて……。
人妻に母乳を飲ませて貰う事になった少年の、ひと夏の物語。
選択肢付きの小説で、四つの結末があり、四百字詰換算、130枚相当の分量があります。