名宰相とポンコツ君主
さわこのいえ これは中国の春秋時代に実在した君主と宰相の物語です。春秋時代は周王朝の時代なのですが、周王が治めた周を頂点として、各地に諸侯の治める国家がありました。
この物語の舞台は、それらの国家のうちの一つの斉の国、景公と言う君主と晏嬰と言う宰相の治めた国です。
紀元前500年頃のことでした。
この作品は、彼らについて残されたエピソードを元に描かれています。
タイトル通り、景公は暗君で、晏嬰は名宰相でした。
景公は愚かな振る舞いを繰り返し、晏子はそれを繰り返し諫めます。
彼らはこの時代をどのように生き、お互いをどのように思っていたのでしょうか?などと書きましたが、この作品は史実を基にしながらも、堅苦しくはなく、あくまで軽いノリで描かれています。
景公と晏子がお好きな方も、二人のことを初めて知る方も、楽しんで頂けたら嬉しく思います。