Memories

Club-Heaven
政変の動乱によって、祖国を追われた二人の男。
皇帝付聖騎士ラジュジェストールは、かつての部下、ヴェルヌーツァと共に流浪の旅を続け、帝室の暗殺者クァルザザードは、聖夢神殿管長ラクティーバ卿の庇護の下、西の大国ラルクシオンで、再び暗殺者として生きることを選んでいた。
ふたりが再会を果たす時、新たな物語が始まるのだった。
※原稿用紙、63枚程度。
***北の大国、トゥヴェリ帝国の暗殺者だったクァルザザード。
皇帝付聖騎士筆頭だった、ラジュジェストールと、彼の部下だったヴェルヌーツァ。
政変の動乱によって故国を追われた彼らは、奇しくも、西の大国ラルクシオンで再会を果たす。
行く宛も、帰る場所も持たず、今は遠く離れた異国をただ放浪する定めの男たち。
そんな彼らの胸に、秘められた過去、とは……?