ヴィザルの日記~補記~

雨傘日傘事務所
大陸南端の港街セントサウス自治区域西側区画の通りには昼夜を問わず露店が軒を連ね路地を入っても酒場や安宿からの喧騒が聴こえてくるいつしか住み慣れた街の耳に慣れた騒がしさ裏通りの片隅に事務所を構えるヴィザルのいつもの風景いつかなくなってしまったそれらをゆめにみながらたしかにいきている■前作『ヴィザルの日記(RJ056683)』に収まりきらなかった4章を加筆修正し、『ヴィザルの日記』を未読の方にもお気軽に読んでいただけますよう、内容密度の高い短編集に仕上げました。
全編ほぼフルボイス。
今回は一部に動画演出を採用。
コルクの日記も一部抜粋して収録しております。
■記憶を動力源にして動く軟木製のゴーレム「コルク」と、裏通りの事務所に居を構える彼の主人「ヴィザル」。
やっぱり凸凹な二人のゆるやかな日常風景とその後を楽しく読んでもらえましたら幸いです。
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