怪奇!110歳の少女わたくしだけのお兄さま
マジカル☆スウィート 『その少女は100年間、ずっと兄の帰りを待ち続けていた』こんな安い家があるのか!意外な掘り出しものを見つけた俺は、即金でその家を購入した。なんでも100年間だれも寄りつかず、そしてなぜか壊されずに残っていた家らしい。
少々妖しいのだが、そんなことは考えない。
なんといっても夢にまでみたマイホームがとてつもない金額で手に入る。
そのことで俺は頭の中がいっぱいで、妖しい笑顔を浮かべた業者のことなど気にもしなかった。
だがそれが、これからはじまる不気味な出来事の前触れだったとは気づかなかった・・・。
「お帰りなさいませ、お兄さま」誰もいないはずの古い家から聞こえてくる。
誰?誰だ!「わたくしお兄さまが帰ってきてくださると、信じておりました」「さあいつものようにわたくしにお兄さまの妹としての教育を、お教えくださいませ」そう語ると少女は、俺のものを手に受けると小さなお口を大きくして、ほおばるのであった。
実はこの少女は原因不明の失踪をした兄を100年間もずっと待ち続けている、100歳の少女なのだった!100歳の少女は俺を自分のお兄さまだと思い込み、俺のことを放そうとはしない。
これが実の兄との近親相姦を妹としての教育だと思い込む、哀しい永遠の少女の恐ろしさなのか。
さあ、お兄さまいつものように、わたくしの身体に隠されている数字をお探しください。
みごと見つけることができましたら、わたくし、とてもうれしゅうございます。
このゲームに勝つことができれば俺は解放されるのか?それとも・・・「お兄さま、ああお兄さま」「わたくしだけの、お兄さま・・・」