魂々

Festival
この神社には、願いを叶・え・さ・せ・る・神様がいるんです――中学校最後のとある夏の日。
部活を終えてお腹も空いた、夕暮れの帰り道。
ふと見かけた転校生を追って、神社に立ち寄った友城真樹は、そこで彼女から神社に祀られている神様についての説明を受ける。
特に宗教を信じていない真樹にとっては、一風変わった神様よりも、美人の転校生の方が気になるのだが、何やら煙に巻かれるような感じでその場はお開きに。
しかし翌日、真樹がいつも通りに目を覚ますと、『指示に従わなければ、お前は死ぬ……』彼の背後からは、そんな声が聞こえてきたのだった。
※C79にて配布した魂々≪こんこん≫の完成版になります。