解体死体(具体的殺人論説)
一発やる会 ◆――あらすじ――あるとき、街に『都市伝説(ウワサ)』が流れ出す。それは、『全身バラバラにされて殺される』というウワサ話。
それも『ただのバラバラでなく』、『全身を細切れ』にされ、『顔を剥がされ』、その顔は被害者の『骨で壁に打ち付けられる』という『猟奇事件』。
『ウワサ』が『ウワサ』を呼び、『ウワサ』が『噂』になりて、『噂』が『都市伝説』へと代わるとき、別の『都市伝説』が流れ出す。
――それは『家出少女』の話。
帰る場所もなく、行き先もなく、『何もかもわからなく』なってしまった少女。
そんな少女と『出会う人』もまた、『風変わり』な『キャラクター(性癖持ち)』。
『都市伝説』が好きで好きでたまらない【都市伝説好きの少女】が噂を話し。
『殺人に到るプロセス』を科学的に解明しようとする【殺人容認主義者】が論じ。
『普通でない』と考えて、考えて、行動できない【殺人視考(しこう)】が振り回され。
『世界の情報を聴く』という【歩く騒怨(あるくそうおん)】の情報を頼りに。
――『噂』に『幕を下ろす』べく、動き出す。
その中で、彼らは『思い』、『悩み』、『考える』。
『生きる意味』を『死ぬ意味』を『殺す意味』を『守る意味』を。
そして、『愛する意味』を。
――舞台は、『広島県』と『岡山県』の間にある『蝠山(ふくやま)』という、地方都市。
そのすぐ近くに展開される、『学生の街』、『松長(まつなが)』。
そこに住まう彼らが見つけ出す、『都市伝説』の真相とは?そして、『永遠の命題(ミステリー)』の答えとは何か?彼らの『生き様』を通して、その答えが見つかるかもしれない。
◆――仕様・140,000文字(原稿用紙350枚)を超えるライトノベル風論文です。
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