ゆうはるか

GOODDAYSMAKER
――この世界に『きせき』というものがあるとして、それは『関係』のことだと思う――秋の夕暮れ。
お人好しな主人公は、主人公以外の人間には視ることも触れることもできない自称死神の少女と出会った。
無口・無表情・無感動な少女は何を問いかけても「わからない」と首を振る。
主人公は戸惑いながらも、少女とのおかしな同居生活を始めた。
世話焼きな幼なじみや親友達との騒がしい日々が続く。
だがその中で、少女はふと、あることについて疑問を抱いた。
「生きるって、なに?」それに答えを返せなかった主人公は、だが「一緒に探そう」と少女の手を取る。
だからこれは、無機質な死神とお節介な少年の、『生きるということ』を探すお話――