小説『十二階』第一部

荒縄工房
被虐願望の強い若妻・千春を、夫の達也は、同じマンションに住む老女・敏恵に調教を託すことにした。
女郎屋で育った敏恵は千春の願望を管理しながら、あらゆる激しい調教を施し、欲望をとめどなく開発し尽くしていく。