バックスステージ

惑祐次
ひょんなことから勤める出版社で移動になった私こと三上健一、四十二歳、独身。
配属先は全国の十台の若者達に人気の雑誌「ACETEEN」の編集部だった。
くしくも、年二回の読者モデル選定オーディションが開催される時期でのこと。
畑違いの仕事に当惑しながらも、私はオーディションの選考会場に審査員の一人として赴き、応募者の一人、橘リサ(1○歳、J○)に魅了される。
そして2回目の選考会の後、彼女が接触を図ってきた、、、