さとりとやまぼうし

Cosmillica
――それはほんの少し前の、過去の。
何処か、知らない国のお話――時は現代、何処にでも居る平凡で臆病な少女『倭ツバキ』。
ツバキはヤマトを震撼させたある事件をきっかけにボランティアを始めることにした。
紹介されたホームでの初日、職員にも敬遠される「西本」という老人に出会う。
人間嫌いで評判の老人はツバキに普段見せない笑顔で接し、ツバキも老人と打ち解けていく。
そして或る日、老人は言った。
「そうだ、ツバキちゃん。
一つ、昔話をしてあげよう――」☆キャラ紹介☆(ゆき)主人公「清一郎」の幼馴染であり、快活で強気な少女。
共に育った主人公を慕っており何かと世話を焼く。
(ねね)一人旅を続ける薬売りの少女。
謎の多い身の上であるが腕は確かで、医者の不足しがちな地域では歓待を受ける。
(さとり)或る日”やまぼうし”の実を探していた清一郎が偶然出会った美しい少女。
山の向こうの村の住民のようだが…(ツバキ)現代で本編の話を老人から聞いている少女。
活発で好奇心旺盛だが、臆病な一面も持つ。