気づいたら異世界で、嫁と初夜だった。

氷室屋
基本画像2枚。
差分、テキスト無し、肌色変えなどで、合計50枚です。
なお、白肌バージョンはテキスト無しのみとなります。
最近買ったエロゲー。
なぜか一番目当てのダークエルフ娘、アーシャだけが攻略できない。
途中までは上手くいくのに、ラストイベントだけ別ヒロインになってしまう。
引きっ放しだった布団に寝転んで、悪態をついた途端、強烈な眠気が襲ってきた。
そういえば、金曜の夜からぶっ続けでゲーム三昧だった。
んで、今はもう日曜の夜中。
正確に言えば、たった今、日付が変わって月曜になった。
(何やってんだか、俺……あ…パソコン……落とさな……きゃ………)――――なんか、やたらと下半身が気持ちいい。
「旦那さま?これで宜しいですか?」褐色の美少女が、足の間にひざまづき、大きな胸で俺のモノを挟みこんでいた。
「んなっ!!??な、何―――っ!!!??」確かに俺は、部屋で寝てたはずなのに……いやまぁ、今も寝そべってる事には変わりない。
ただ、部屋は見慣れた四畳半の古アパートではなく、紫の天蓋カーテンを引いた豪華な寝台だ。
なにより少女は、アーシャだった。
「ほ…本当に……アーシャ?」「え……?はい。
」―――なんだ。
ただの夢か。
そういえばこの部屋は、最終的に落としたヒロインと結婚し、初夜を迎えるイベントシーンの背景にそっくりだ。
そして、その裸エプロンと黒ストッキングも、ラストイベントのお約束だった。
表面は正義感溢れる青年勇者の主人公だが、実はただのドスケベ男だ。
魔王に楯突いたのも、『国中の美少女をさらってハーレムだと!?なんと羨ましい!!けしからーーん!!』が、きっかけで、あとはまぁ色々とあって後に引けなくなっただけだったりする。
アーシャは真面目で純情だから、あっさり騙されてたけど……。
……ふーん。
夢なら夢で、楽しまないのは損だよな。
えーと、あのスケベ主人公は、なんて言ってたっけ……?「それじゃ…初夜のレクチャーをするからね。
」「はい。
旦那さま?」ニッコリと微笑み、アーシャが素直に頷く。
……確か、まだ処女のはずだ。
生涯を捧げる人との初夜まで純潔を守るという彼女は、あの女ったらし勇者でさえ、最後までは手出しできなかったんだから。
「ふつつか者ですが、宜しくご指導くださいませ??」くあぁっ!こんな嫁を貰いやがって!!!勇者め、なんと羨ましい!!!けしからぁぁーーーーんっ!!!