戦渦のマリア総集編2巻

MCS
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革命は胎動する。
1941年初夏、止まっていたゾロトフの時計がついに動き出した。
ヴァシュリクス共和国の侵攻に晒されている大国プラウダ貴族連邦。
1921年この国は帝政打倒を掲げ民主革命を成し遂げた。
しかしその中心的役割を果たしていた大貴族ゾロトフ家の民主化への想いは他の貴族の裏切りによって潰えた。
それから20年。
かつて帝政打倒を掲げた父の意志を継ぐゾロトフ家長女アレクサンドラはこのヴァシュリクスの侵攻における国内外の動乱を好機と判断し、水面下で再び革命を成し遂げんと待ち続けていたゾロトフの時計は今再び時を刻み始める。
ヴァシュリクス共和国が引き金となった西方大戦は様々な思惑をはらみ歴史の渦は予想だにしない方向へと加速してゆく…全210ページ、ページサイズ2048×1536ピクセル、解像度264ppiMAC及びiPhone4SideBooks動作確認済み