神楽月夜~巫女の章・壱~

神楽月夜
妖を滅する事を生業に各地を渡り歩いている退魔士の少女、羽月夏菜――。
彼女の所属する退魔士協会からはその土地に踏み入る事は硬く禁じられていたが、若手というだけで自分の実力を正しく評価されない事に不満を抱いていた彼女はその山に何があるのかを確かめる為、山に踏み入る決意をする。