真・令嬢催眠崩し

夙夜町
竜胆学園人里離れる山の頂上にある、良家の子息子女の通う学園である。
学園に通う生徒『只野秀俊』はほぼ毎日のように『高羽理恵』『日向玲』『相澤奈々子』らにイジメを受けていた。
ある日のこと、いつもと同じように敷地の隅でイジメられた後、1人の女性と出会う。
セラピスト『水嶋椿』である。
彼女はイジメに一切の興味を見せなかった。
そして『催眠導入機』を見せ、復讐できるならするかと問う。
秀俊は、すると即答した。
水嶋椿は催眠導入機『MC』を貸す代わりに理事長の孫である『京極院香織』の破壊を命じた。
契約は交わされ、竜胆学園は彼の手によって変貌していく。
挿絵なし。
ページ数、文庫本相当にして約400ページ。