アーアイル44

アーアイル
.女子校の生徒会長、「りん○ちゃん」。
背が小さくて、胸も小さい、お馬鹿な女の子。
ピンク色のほっぺたが、そんな彼女のトレードマーク。
陽も落ちた、ネオン輝く繁華街。
りん○ちゃんはいつものごとく、買い食いをしながら歩いていると、男子校の生徒会メンバーの、「唐沢」に出会う。
唐沢の側には、唐沢の幼なじみの女子、「羽原」もいた。
カレカノっぽい二人を見て、りん○ちゃんは二人を揶揄するが、まんざらでもない羽原とは対照的に、即座に羽原との関係を全否定する唐沢。
そんなことより。
無警戒に夜の繁華街を歩くりん○ちゃんのことを唐沢は心配するが、唐沢の忠告など、彼女は全く気にしない。
二人に別れを告げ、りん○ちゃんはさっさと行ってしまった。
別れてしばらく経った後。
りん○ちゃんのことがなんとなく心配になった唐沢は、繁華街に戻って、彼女の姿を探し始めた。
薄暗い路地の奥で、唐沢の悪い予感は当たった。
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