神楽月夜~月下に舞う乙女~

神楽月夜
二人の退魔巫女、龍神と契約を結びの眷属となった羽月夏菜と吸血姫の眷属の月華――。
満月の夜になると二人が所属する龍之杜神社は「百鬼夜行」と呼ばれる無数の妖怪の襲撃に曝される。
すべては神社の奥深くに封印された邪龍「煌劉」によって引き起こされるものだ。
それを撃退しつつ、近隣の霊脈の浄化を行うのが彼女たちの日常だった。
ある日、霊脈の浄化の為に地下の遺跡に入った二人は祭壇に祭られた鏡に振れたことで別の世界に召喚されてしまう。
このままでは満月の夜に引き起こされる「百鬼夜行」に対して神社が無防備になってしまう。
一刻も早く元の世界に帰還しなければ…。
未知の世界からの帰還をかけて巫女たちの戦いが始まる。