アインシュタイン・ボウイ

自乗の地平
アインシュタインのクローン少年は多淫症だった――。
キャンパスを歩く孤独を纏った天才少年アルバート。
彼はアインシュタインの脳細胞から作られたクローンらしいという噂だった。
奥手な同級生、君島はアルバートが研究室を回っては、教授たちと情交しているのを目撃してしまう。
ひょんなことから、君島もアルバートと関係を持つようになる。
しかしアルバートは皆を性欲充足の道具にしていただけだった。
そんな中、アルバートは自らの存在に苦悩して……