ロリコン蹂躙神話vol.1「触手~DIFFELENTSENCE」

松坂文庫
ある日、僕は触手になっていた。
触手になった僕は、とりあえず手当たり次第に虐殺することにした。
仕事も辞めた。
触手と化してまで、どうして仕事を続けなくてはならないのだろう。
僕は自由になった。
触手への変態と共に真実の自由を獲得したのだった。
だからもう誰も僕を止めることはできない。
日に日に触手が僕に馴染んでくる。
触手が僕と同化しているのか、あるいは僕自身が心身ともに触手となりきっているのか、とにかく僕には触手が随分と性に合っているようだ。
もう何も怖くない。
怖れるものはなにもない。
僕は正真正銘の触手として、今日も、そして明日もずっと、闇の底で蠢き続けていくのだ。
――Butsoonyouwillrealize...――