ナチス列伝四親衛隊を仕切った男金髪の野獣ハイドリヒ

紅学素人
今回で、ナチス列伝も四回目である。
日本ではよく知られていないナチスの真実を皆さんと考えていきたいと思っている。
今回もハンナを皆さんの道案内役として登場させている。
今回扱うのは、ナチスの典型的人物と考えられているハイドリヒである。
彼は、ナチスを支えた親衛隊の頭脳とでも言うべき人物であり、国家安全保障局を創り、ナチスの謀略部門と秘密警察部門を掌握して、権力を振るった。
しかし、イギリスの謀略による暗殺計画により、第二次大戦中にチェコで暗殺されてしまった。
しかし、彼が作り上げた国家安全保障局は、彼の死後も機能し、第二次大戦を戦い抜いた。
それどころか、国家安全保障局は現在のドイツにも間接的に承継され、欧州の情報戦を戦っているのである。
目次はじめに3一.生まれから、ナチス入党まで12二.ナチス党員としてのハイドリヒ17三.全国への拡大21四.レーム粛正事件24五.ドイツ国防軍の無力化33六.第二次大戦の開戦47七.ポーランドの占領と親衛隊50八.ヴァンゼー会議ユダヤ人問題の最終解決58九.チェコ総督として63一一〇.ハイドリヒ暗殺69全83ページ(見開き画像を2ページとして換算しています)PDF版同梱画像は、3D少女カスタムエボリューションで作ったもの、パブリックドメイン、および、クリエイティブコモンズによるものである。