ぼくとメス犬~白銀の核果に潜むもの~

野田ゆうじ
メス犬の捜索を手伝ってくれた同級生の美果に別れ際、キスをしてしまった○学生ケンイチ。
不意に募った惜別の思いから取ってしまった大胆な自分の行動と結果にケンイチの心は激しく揺れ動く。
何故かメス犬すずなを手懐け、連れ回すマンチョマニア虻野丸男と息子を溺愛する母。
食事ついでの露出調教の後、電車で帰路についた虻野母子だったが、完全発情モードに至ったメス犬の淫臭は乗客達を変態異常性欲患者へと変貌させ、いたいけな母子を襲う。
失踪したケンイチの姉麗魅様を操り、大手マスメディアを掌握した謎の組織。
突如として本国より派遣された聖遺物管理局局長ヴォルフガング・ホルハイム。
彼が持ち込んだ球卵スフィアエッグの正体をめぐり、この国での活動が魔道によるものと異端の嫌疑をかけ、ドレイク卿を追求する。
虻野係長登場。
モノクロ106ページ+カラーカバー。