世紀末のうた

電脳詐欺
野宮麻衣の声を担当しました柚凪(ゆずなぎ)です。
学校の「屋上」で出会う二人。
誰もが一度は憧れたシチュエーションがたっっぷり詰まっています!「世紀末」という世界の中で、恋愛に発展する2人。
クラスメイトへの嫉妬、友情、そして・・二人の未来は!柚凪も心を動かされた作品です。
由美子役の白夜あこです。
初めて台本を読んだ時から、この世界に惹きこまれました。
繊細で美しい、でも、どこか残酷で切ない世界観。
そこで生きていくキャラクター達に共感しながら、なんだか不思議な気持ちになったのをよく覚えています。
由美子はとてもとても好きなキャラだったので、演じることができて、本当に嬉しいです。
彼女のように、思い切り、潔く、そして悔いを残さぬよう、美しく生きていけたらな、と思います。
主人公ではない「由美子」の事情は、殆ど描かれていません。
でも、彼女には彼女の、想いや人生があります。
「クラスメイト」にだって、彼らなりの人生があるし、名前もないその他のキャラにだって、その人なりの人生がある。
そう気づいたら、どのキャラたちも、愛おしくなりました。
『いらない人間なんて、ない』……。
現実世界も、きっと、同じなんですね。
非現実だけれど、どこか現実的なこの世界の物語から、何かを感じて頂けたら、「由美子」を通して、何かを伝えることができていたら、とてもとても嬉しいです。
『世紀末のうた』-大好きな、物語です。
どうぞよろしくお願いいたします。