帝空怪鳥録

伊澤屋
前日譚たる『皇軍超架空小銃』『帝空十万人』に続き7年の沈黙を破り叩き付けられる「平成時代の現在まで皇軍が続けば…」という想定で描かれる超兵器も名軍師も一切登場しない現実感たっぷりでそれでいて最後には笑い出してしまうような絵画集。
全頁に渡りフルカラーの華麗な航空機群の想像図、三面図に加え筆者の伊澤忍による軽妙な文章が加わり思わず続きを読みたくなる一冊。
航空自衛隊でなく帝国空軍が三菱F-2を、ATD-Xを設計したらこうなった…等々現実の歴史との「絡み」も見どころ。
・JPEG12枚(PDF14ページ)の作品です。