捏造の『中国史』一日清戦争の衝撃
紅学素人 最近、反中ものの歴史書をよく見るようになった、しかし、最大の問題は反中の対象となる『中国』なるものが歴史的には存在していなかったという事実である。『中国』というのは最初大陸を征服した満州人が使った地域名称である。
そして、この満州人の帝国から日本に学びに来た留学生と日本人がこの中国に漢人の国というナショナリズムを与えることになったのである。
しかし、それでもナショナリズムの対象となる『中国』というものは曖昧なままである。
満州人が征服して以来、この地は列強の覇権を争う地域であり続けた。
そういう『中国』の実態を読者の皆さんと学んでいきたい。
この『中国史』で使っている画像はすべてパブリックドメインである。
満州人に征服された土地を巡って争われる覇権の姿をできるだけ表現したつもりである。
ページ数106ページ総字数17000字