正邪の往く手を阻む者達

夢見屋さん
この世をひっくり返そうと企む、打ち出の小槌に秘められし魔力を追い求めし存在。
名を鬼人正邪という。
彼女は、弱者が見捨てられない楽園を築くべく暗躍する。
しかし、思惑は後一歩の所で頓挫する。
そう、異変解決の際に現れるという秩序を護る巫女の存在によって……。
その名を博麗霊夢という。
一度は小槌の所有者である小人族。
少名針妙丸の説得と圧倒的な力量差を鑑み、弱者が頂点の世界を諦めるが、やはりそこは元来の天邪鬼なのであろう。
ほとぼりが冷めた頃には再び姿を晦まし暗躍する。
例え、それが修羅の道であったとしても、彼女は己の野望の為、再び立ち上がるのであった。
かつて、異変の際に用いられた打ち出の小槌をこっそり胸に忍ばせて……。
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