記号のペシミズム

ルート十二面体
斬新すぎる発想で「作者は天才」の賛辞をほしいままにした弊サークルの代表作にして最高傑作です。
サンプルのとおり、ひたすら記号が喋ります。
ただそれだけの4コマです。
少々難解なので、収録する全作品に作者自身による解説がついています。
記号に関する数学的な知識と、漫画の内容に関する哲学的な考察です。
下手をすると漫画本編以上に時間がかかっています。
是非読んでやってください。
さらに巻末には、京都大学第二詭弁論部の玉木蘭堂氏による評論も掲載。
詭弁論部一流の牽強付会の数々で、記号4コマの革新性を語ります。
とにかく読み応えのある本です。
サンプルを見て「これは」と思ったら、是非全文を。
全64ページ(本文60ページ)