砂上楼閣

鋼鉄系
「穂乃果、私と付き合いなさい」絵里が、そう言って、穂乃果と付き合い始めた時から、海未の精神は蝕まれていった……穂乃果への好意が報われず悩む海未。
だが、それを見透かしたかのように、支えることりに、海未はやがて依存を深めていく。
だが、それは、二年の絆の崩壊の始まりでもあった――