男妻-オトコツマ-

正月によく醤油とかきな粉とかつけて食べるアレ
旦那はいたって真面目で気だてのよい商社マンだが子どもの為に働き詰めで夜の営みが叶わない日が増えて早十年。
子育ての忙しさも一段落した香苗に待っていたのは熟れたその身体に似つかわしくない肉茎から幾度となく肉欲を吐き出しても満たされることのない毎日。
睾丸の中ではち切れそうな性欲に理性を白濁で塗りつぶされた香苗は今まで何度も後ろめたさを感じて手を出さなかった領域にとうとう手を出すのだった――。