殴れる風俗店前編

地獄の悶絶
格闘技で鍛えられた村本一郎の鉄の拳が、私の腹に減り込んだのです。
どむっ・・・布を叩いたような鈍い音が、室内に響きました。
「ぐふぅ・・・」村本一郎の重たい拳は、私の腹のど真ん中に深々と減り込みました。
あまりにも強烈な衝撃に、一瞬、私の両足は宙に浮きました。
村本一郎は、私の腹に拳を減り込ませたまま、口を開きました。
「俺は優しいから急所は外すが、客の中には、もろに鳩尾に入れてくる奴もいるから気を付けろよ」村本は、拳を引き抜こうとしてくれません。
更に深々と減り込ませ、拳を私の腹の中で捻ったのです。