ワキ毛小女!もじゃもじゃワキ毛ボンバー!激臭ワキガ!~恐怖のワキ毛ハーピー爆誕~

オナラプップー
ワキ毛とワキガに悩む小女がワキ毛フェチの男と出会い、ワキ毛をキレイに消してもらうことになるが、日に日にワキ毛の生える成長速度が早くなっていき…私のあだ名はもじゃ。
ワキ毛がもじゃもじゃだからもじゃ。
私は不器用だからワキ毛を上手く剃れない。
一度ひどい失敗をして痛い思いをして以来、自分ではワキ毛を剃れなくなってしまった。
誰かに剃ってもらおうにも両親は忙しいし兄妹もいない、ましてや友達なんて一人もいなかった。
おまけに私はワキガという病気で、このもじゃもじゃなワキ毛はすごく臭い。
そのせいで私は学校でからかわれ、すごく惨めな毎日を送っていた。
もう死んでしまいたかった。
通学路を外れて、古いビルの立ち入り禁止の鎖をくぐり、剥き出しの階段の一番上の踊り場から真下を見下ろす。
私はいつもここに通ってそうしている。
鍵がかかったドアがあってこれ以上上にはいけないけれど、ここからでもきっと十分だ。
落ちたら死ぬ。
でも、死ぬのは怖いし、ワキ毛のせいで死ぬなんて悔しくて、それでいつも遠くの地面を見つめることしかできなかった。
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