鬱病の男の苦悩と雨の日の出来事 キンモクセイ 2015-09-04 19:00 キンモクセイ 岸中聡(きしなかさとし)は鬱病を患っていた。 彼が鬱病になった理由は大きく二つ。 大学時代に受けた心の傷と、勤めていた会社で受けた上司からのパワーハラスメント。 もう死んでしまおうかとも考えた。 苦悩する岸中。 それでも真っ暗闇だった一時に比べれば、少しは世界が見渡せるようになった。 岸中は少し勇気を出して、散歩をしてみることにした。 外は今にも雨が降り出しそうな曇り空だった・・・・。 5200字程度の短編小説です。