親娘どんぶりの出る定食屋

サロベツ銀河
主人公の男子学生には、家の隣に住む、幼なじみの女の子がいる。
その女の子は、気立てが良くて愛らしく、美貌の持ち主・舞香。
主人公も、ひそかに恋焦がれていた。
その母親である響も、舞香によく似た美人で、近所でも評判の『二枚看板娘の定食屋』を営んでいる。
そんなある日、定食屋の料理長である父親が、いずこかへと失踪してしまう。
父親は、置手紙を残していた。
どうやら、愛人とどこかへ消えてしまったらしい。
料理自体は、響でも作れるものの、旦那である料理長と比べると、どうしても少し落ちてしまう出来栄えで・・・その所為で、定食屋の客足は、少しずつ減っていき・・・店の経営は、傾いていった。
そんなある日、店のメニューに・・・『親子どんぶり』という一品が加えられた。