君と歩んだ最後の一歩

みるみるそふと
桂木翔は補講を抜け出し屋上でサボる事を決めた。
あまりに日常的過ぎてなんの違和感も覚えないいつもの一シーン。
そう目覚めたとき、知らない女の子がいた事を除けば。
彼の上で寝息を経てる少女、京山佳奈。
可愛らしい容姿を除けば知らない人の上で眠る変な奴。
そんなやつが翌日、まさか新学期に転校して来るとは、これまた予想出来ないことであった。