知らない男に抱かれる悦びを知りました。

スルメニウム
◆あらすじ――――――――――――――――――――――引っ込み思案だった一人娘が明るくなった。
どうも彼氏ができたみたいだ。
私は自分のことのようにそのことを喜んだ。
しかしある日、娘と彼氏の異常なセックスを秘密裏に目撃してしまう。
男は、娘に対して暴力的な言葉を浴びたり、怪しげな薬を飲ませたりしていた。
そして、あろうことか娘の身体を使って金儲けをしているようだった。
明らかにおかしい行為に、心配した私は、娘に男と別れるように説得する。
しかし、男に惚れ込んでいる娘には私の声は届かず…私は、唯一娘に声が届く、その男に懇願する他なかった。
「どうか娘と別れてください。
大切な一人娘なんです」男は娘と距離を取ることを約束したが、その代償として私の身体を売るようになった――好きでもない男に抱かれているのに…顔も知らない男に抱かれているのに…それでも私の身体に刻まれていく快楽が怖かった。
嫌なのに…痛いほうがましなのに…だから私は、ある日旦那の身体を求めた。
知らない男たちに刻まれた快楽をかき消すような、私はあなたのものだって言い聞かせてくれるような、そんなセックスをしたくて――でも、そのとき気づいてしまったんです、「知らない男たちのセックスのほうが気持ちよかった」◆構成――――――――――――――――――――――・基本10枚,本編193枚・サイズ1920x1200